2019年10月29日

パグマイア をプレイしてみた

 ヒトがいなくなった遥か未来の地球、知性化し二足歩行となった犬たちの王国パグマイアを舞台に冒険を行うTRPG。

 基本的なルールはD&D第5版に準拠、正直これまでD&D以外のd20システムはハズレが多かったので期待していなかったのですが面白かったです。
 特殊能力の使用回数や呪文スロット等リソースを回復できるのは睡眠(大休憩)のみ、呪文の準備は不要になり精神集中の維持もボーナスアクションのみといった感じで、D&Dは5版になって随分すっきりしたと思っていたのですが、本作はさらにシステムがスリムになった印象。
 また、連携や割込みがシンプルなルールでできるイニシアチブや、獲得と用途が多様なフォーチュン(ヒーローポイント)、レベルアップ時に芸(特殊能力)を強化するのか新たに獲得するのか選べることで個性的な成長ができたりと、この作品独自のシステムも魅力的で、特にイニシアチブとフォーチュンのルールについてはD&D第5版でも採用した方が面白くなるのではと思っています。(個人的に成長ルールもこちらのほうが好み)

 一方、D&Dはルールに矛盾や疑問が生じた場合ほぼ自分の見落としが原因と言えるほどきちんとルールが書かれているのですが、パグマイアはそのD&Dのルールを削ったり足したりしているせいか疑問に思う点がちらほら見受けられます。
 今回プレイ中に感じた疑問の1つは、スタミナ(HP)が0になって瀕死(気絶状態)になった時の処理について、ターン開始時に死亡セーヴを行い成功して安定化すると即座にスタミナが回復するルールになってしまったため、瀕死になったとしてもすぐにターンが回ってきてセーヴに成功すれば(転倒状態ではあるものの)気絶状態から回復し即座に行動できるということになります。あえてD&Dより瀕死から復帰しやすくしたのかもしれませんが不自然な感じは否めません。

 ともあれ、単体のTRPGとしても面白いですし、一冊で済むのでD&Dの入門用にもよさそうですね。
posted by 業 at 19:23| Comment(0) | TRPG | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月22日

ゴブリンスレイヤーTRPG 2回目

 2回目もきちんと楽しめました(*´▽`*)

 今回は魔術師にしてみて、ルールを読んだときに「これチートじゃないの?」と思った『分身』の呪文を使って火球撃ちまくりをしてみたのですが、やっぱりこの呪文ずるいわw
 このゲーム攻撃呪文は強めですが、補助呪文は従来のTRPGと同じ(か、むしろ維持が必要なぶん弱い)感じなので相対的に使用回数のわりに貧弱で使いにくい印象。なのに分身だけは便利すぎて、使っていながら「これは修正しないとだめじゃないの?」と感じるほど。一番ダメなのは呪文の使用回数を分身が独自に保持しているところで、二番目はノーコストで一日持続するところしょうねえ。
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2019年05月22日

ゴブリンスレイヤーTRPG をプレイしてみた

 新作の『ゴブリンスレイヤーTRPG』をプレイする機会にさっそく恵まれましたよ!
 GMをしてくださる方がいたためプレイヤーとして参加。自作の戦士&竜司祭の蜥蜴人にしてみました。

 システムはソードワールド(SW)を発展させたような感じで、もっと職縛りが強いのかなと思っていたのですが、自由に種族と職業を選べる遊びがあるように思えましたね。また、「技能」によって同じ職業でもバリエーションが出せますし、今回作ったキャラも成長を考えるのが楽しみです。
 呪文は古き良きRPGを彷彿とさせる、使える回数は少ないけど強力なタイプで、いかにも魔法な感じがして好みです。
 判定は2d6で行うためやはり修正1点の影響が大きく、そのせいで例えばSWだと格上との戦闘は地道で怠いといった問題が生じ得るのですが、本作は判定の結果を操作できる(可能性がある)「因果点」の存在により思いきった活躍ができて良いですね。

 一方で、判定にどのステータスを使用するのかが感覚的に分かりづらい、戦闘時の行動順の決定や移動妨害が手間な割に面白さに繋がっていない、など気になる所もちらほら見受けられます。
 あとルールブックにボリュームがあるのは嬉しいのですが、文庫サイズなのに巻末にサマリーやチャートがついておらずプレイ中の参照に手間取りました。

 それから、ルールブックは内容に比べてお得な価格だと思います。正直今から遊ぶならSW2.5を買うよりこちらをお勧めです。
 ただし、限定版はプレイを助けるツールとしての価値は無きに等しく、これを買うなら参加者全員分のルールブックを買うほうが低コストでスムーズにプレイが進行すると思います。なお、私は原作を漫画版しか読んでいないような人間なので、ファングッズとしての評価は致しかねます。
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2019年01月26日

神聖課金RPG ディヴァイン・チャージャー GM日記

 本作品はスマホゲーによくある、やたら課金を促してガチャを回させようとするゲーム、を題材にしたTRPGです。

 システム的にガチャを回さざるをえない部分がよくできていて、ゲーム開始時は「借金なんてしない」といっていたプレイヤーたちがお金を借りてガチャをするのを見て笑ってしまいましたねw

 その一方でプレイしてみて何か物足りない部分があったのですが、感想を話していて「いくら回してもガチャの要素の1つであるコレクションが増えない」という意見が出て、たしかにその点においてはガチャらしさは感じられないなあと思いました。(このゲーム、武器も防具も使うほど壊れる消耗品なので)
 またテーマ的にゲームデザインとしては正しいと思うのですが、キャラ性能の大部分がアイテムで占められているため、能力値やスキルによる個性は感じにくいです。

 あと個人的に、そもそも題材や世界設定がジョークだらけなのにルールブックのサンプルシナリオまで冗談まみれなのはちょっとくどいなあと思いました。
posted by 業 at 18:34| Comment(0) | TRPG | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月12日

ロードス島戦記RPG ルール読了

 23年前に文庫で出た『ロードス島RPG』の改訂版と言える作品で、懐かしさだけで購入しましたw

 昔に比べすっきりと遊びやすい内容になっていて、盗賊が結構戦えるとか魔法使い3職が必須ではなくなっている等で、職縛りが緩やかになっているのはいいですね。ただまあ、支援呪文が弱体化したからというネガティブな理由なのが残念ですけど。

 あと、確かにすっきりした作品で好みではあるものの、このゲームならではの要素があるかと言われると微妙。原作の世界観がガッチリ決まっている作品だから仕方ない部分もあるのでしょうが、キャラクターが成長するごとにもっと派手に活躍できるシステムがよかったですねえ。
posted by 業 at 21:54| Comment(0) | TRPG | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする